北釜耕人会


名取市北釜地区は、名取市南東の沿岸部に位置し、古くから砂質土壌の条件を活かした
メロンなどの生産が盛んな地域でした。近年では
200棟以上のビニールハウスを建て、
小松菜チンゲン菜の生産量が宮城県最大の産地として宮城県民の食を支えていました。
しかし、今回の震災に伴う津波で、当地区の家屋やビニールハウスなどほとんどが流され、
壊滅的な被害を受けてしまいました。被災した農家さんは、近年の仮設住宅に暮らしていますが、
農地復旧のメドが立たず、
農業をあきらめた方も多いのが実情です。

           震災前の北釜                           震災後の北釜

      


 その中で北釜地区の農家さん3人によって形成された【北釜耕人会】は名取市高館と
隣接する仙台市太白区の遊休未利用農地を借り受け、農業を再開することが出来ました。
非常に荒れた土地で農地を回復するのには困難を極めましたが、5月5日には何とか
小松菜の播種
(種まき)を実施するまでにいたりました。
そしてついに
6月8日に初収穫を迎え、30ケースが弊社など仙台市中央卸売市場へ出荷されました。
 露地栽培の為、雨などの天候に弱く、今までとは違う土壌なので栽培方法も今まで通りとはいかず、
工夫を重ねながら進めています。将来的にはビニールハウスの導入も計画していて、
周年安定した出荷が出来るように改善していきます。


【北釜耕人会】
メンバー:高梨仁さん 他3名
耕作地 
:名取市高館吉田  5.8反歩
    :仙台太白区柳生  2反歩
作付品目:チンゲン菜、小松菜、ツルムラサキ、オクラ