第1回 里芋 (ほっくり 河原に秋を呼ぶ)

秋は「稲刈」そして「芋煮会」を連想させる。
特に芋煮の主人公「里芋」はインド・中国が原産。
日本へは縄文時代に渡来し、日本人には「秋は里芋!」の遺伝子がいつのまにか組み込まれているようだ。
芋煮は知ってのとおり、味噌味(豚、宮城・庄内他)と醤油味(牛、山形)とがあるが、私はどちらも好きで人数が集まると2種類作り交互に味わう。

芋の下ごしらえのコツは
@擦り洗いし泥を落す(泥が付いたまま皮をむくと芋肌に泥が入る)
A洗ったあと乾かす(皮むき時、手のかゆみ防止)
B皮をむいたらすぐに調理(アクが強い食材)
C落し蓋を利用(煮崩れ防止と早くムラなく煮える)等。
今年は冷夏で里芋はやや小玉傾向であるが、地元蔵王産の美味しい
里芋が十分に秋を運んでくれている。

さて今年は何回芋煮会を開こうか!
 
河北新報夕刊 「食彩マルシェ」 掲載分