第9回 京水菜 (美肌や風邪の予防に効果)

京都では「水菜」、関東では「京菜」と呼ばれるこの野菜は、平安時代から京都周辺で栽培され、お浸し・ハリハリ鍋・浅漬け等の身近なおばんざいに使われてきた美味しく便利な伝統野菜。

様々な素材と合い、アクやクセが少なく、柔らかく、かつシャキシャキな歯ざわり。

また肉の臭みを消す働きもあり、鍋と良く合う野菜。
最近各地で栽培が増え、手軽に買い求められるのは嬉しい限りで、また健康肌や風邪防止にも効果があり消費が伸びている一番出世野菜である。

周年でも出回るがもともと寒さに強く、旬は1〜3月。
鍋料理も簡単でいいが、サラダやパスタ等の油を使う料理にも良く合うので、持ち前の料理に京水菜をちょいと加え、自称「京風○○」と洒落るのもいい。

もちろん、煮すぎず、炒めすぎずに自慢のシャキシャキ感を活かすのがポイント。


河北新報夕刊 「食彩マルシェ」 掲載分