第21回 仙台茶豆(冷たいビールで乾杯 !)
 

枝豆は,大豆の若い時期,青春時代を食すもの。
畑から収穫したばかりの枝豆を、枝からはずすのが子供の役目で、その枝豆が香りと共に茹で上がるのが待ち切れなかった。特に茶豆は何とも言えない香りがたまらなく、冷める前につまみ食いをよくしたものだ。
仙台茶豆は、外見は普通の豆とあまり変わらない。しかし、中の薄皮に色が付いており、そして香りと旨さは言葉では表せないほど格別である。

枝豆の美味しい茹で方は、@風味・鮮度が落ち易いので、時間をおかず早めに料理A洗うときは塩をふり、擦り合せ毛を取るB茹で過ぎは色も旨さも悪くなるので留意(特に茶豆は茹で上がり易い)C茹でた時に出るアクは取るD茹で後は水で冷やさず塩をふって風で一気に空冷。

枝豆と冷えたビールは実に相性がいい。高蛋白質の枝豆はアルコールの急激な吸収を防ぎ、肝臓での分解を促進するそうだ。そして、塩分はビールに少ないナトリウムを補給し、また、さやから豆をはじく手間も、ビールとの絶妙な間合いを演出する。仙台茶豆とビールで今夜も乾杯!

 
河北新報夕刊 「食彩マルシェ」 掲載分