第41回 小ネギ(風味控えめ薬味に最適)

ネギと言えば、関西では葉先まで食べられる葉ネギ、関東以北は白い部分を食べる根深ネギが栽培され、食文化も「関西は青ネギ、関東は白ネギ」と言われてきた。
しかし、最近は小ネギをはじめとする青ネギが、関東・東北でも盛んに食べられている。これは人や文化の交流の結果であり、福岡の万能ネギが火付け役となった消費宣伝により関東以北でも一般的な野菜として定着し、料理に合わせて使うようになったからだ。ネギの東西交流戦だ。
県内では、涌谷町・石巻市(旧桃生町)が産地。
小ネギは辛味と味が強くないので、ネギ風味を必要以上に強調したくない冷奴などの薬味に合う。また鮮度あふれる緑色は料理の彩りに最適で、手軽にいろいろな料理に応用してみたい。
小ネギがお買い得な価格の時は、た〜っぷりの刻みネギを入れた「ネギお好み焼き」が香り高くお奨め。小ネギを刻んで冷凍しておけば、ちょっと使いたい時に何かと便利だ。完全に凍る前に袋ごと振って、固まらないようにすると使い易い。
 
河北新報夕刊 「食彩マルシェ」 掲載分