第43回: ニンジン(油で調理し、ガン予防を)

子供の嫌いな野菜によく挙げられるのがニンジン、一方、好きなものの代表もニンジンである。好き嫌いが分かれる野菜だが、甘く美味しく、特有のにおいも少ないものが増加し、ニンジン好きの子供は年々増えている。
ニンジンと言えば、きれいなオレンジ色を連想するが、世界には白色、黄色、紅紫色、黒紫色などカラフルなものもある。このきれいな色素はカロテンで、カロテンの言葉の由来も英語のキャロットに由来しており、ニンジンはカロテンの代表選手である。
カロテンは最近話題の抗酸化作用やガン予防に効果があると言われ、また油に溶けやすいのでバターや油で調理した方が吸収がよい。 カロテンは表皮の下に多く含まれているので、皮が気にならなければ良く洗って皮ごと食べたほうがいい。
ニンジンの美味しい部分は、芯の部分より外側であるため、選ぶときは芯の部分が細く、外側の部分が多いものがよい。
 
河北新報夕刊 「食彩マルシェ」 掲載分