第44回: ピーマン(炒め物で夏ばて防止)

「良薬は口に苦し」ではないが、においにクセのある野菜はビタミン・栄養が豊富な感がある。
ピーマンが正にそう。中身は空っぽだが、熱に強いタイプのビタミンCをレモンと同等量含み、ビタミンAも豊富だ。そして血管を強くするビタミンPも多く含まれる。
これらのビタミンは、夏風邪を予防し紫外線が気になる時期に私たちの肌を守ってくれる心強い味方の野菜である。
加熱料理が多いピーマンだけに含まれるビタミンCが熱に強いというのは重要なことだ。ビタミンAは油と一緒に食べると吸収が良くなるので、炒め物や肉詰めなどの料理は夏ばて防止にも効率のよい調理方法である。もしかすると、ピーマンの空洞は、肉詰めをするためにあるのかも‥。
旬の野菜は、味・栄養・価格でもメリットがある。7〜9月が旬のピーマン。是非この時期のメニューに取り入れて、元気に夏を乗り切りましょう。
 
河北新報夕刊 「食彩マルシェ」 掲載分