第47回: モロヘイヤ(若返り促すネバネバ感)

エジプト原産のモロヘイヤは、クレオパトラも好んで食べていたという中東地帯では歴史ある野菜。現地ではモロヘイヤを刻むために、半円型で取っ手が2つ付いた専門の包丁もあるくらいだ。
モロヘイヤの名前は「王様の野菜」という意味。古代エジプトで重病の王がモロヘイヤスープを飲んで回復したことからこの名が付けられたと言う。カロテン・ビタミンC・カルシウム・食物繊維などの栄養価が驚くほど高く、これを使ったサプリメントも多い。
モロヘイヤは茹でて包丁で刻むとネバネバが出てくるが、これはムチンといいオクラや長芋のネバネバ成分と同じで、胃壁を守りかつ若返り効果があると言われる。
日本では20年ほど前に健康野菜として取り上げられ、現在では夏の定番野菜となった。今年はモロヘイヤで夏ばて知らずといきたい。
 
河北新報夕刊 「食彩マルシェ」 掲載分